転送

双方向通話中に、発信者を3人目の参加者に転送する方法について、このセクションで説明します。下記の2つの方法のいずれかを使用し、通話を転送できます:

転送方法

内容

コールド転送

3人目の参加者と話をせずに、発信者を3人目の参加者に転送することができます。転送に失敗した場合は、発信者との会話が再開されます。

転送すると、発信者は保留になります。3人目の参加者が応答すると、発信者と3人目の参加者がただちに接続され、自身の回線が切断されます。詳細は、「コールド転送を実行」を参照してください。

キャンプオン転送

3人目の参加者と話をせずに、発信者を3人目の参加者に転送することができます。転送に失敗した場合は、転送者とは無関係に通話がルーティングされます。

転送すると、発信者は保留になります。3人目の参加者が応答したかどうかにかかわらず、転送者は切断されます。転送先が応答しない場合は、転送先が受付可能になった場合に備え、管理者が設定したタイムアウト時間の範囲内で転送が何回も再試行されます。タイムアウトしても応答がない場合、発信者は事前に設定されている別の宛先にルーティングされます。詳細は、「キャンプオン転送を実行」を参照してください。

ウォーム転送

まずは3人目の参加者に話し、発信者を3人目の参加者に転送することができます。コンサルテーションコールとも呼ばれます。

転送を開始すると、発信者は保留になります。3人目の参加者が応答すると、転送をコミットまたはキャンセルする前に、転送について話し合うことができます。ウォーム転送が何らかの理由で失敗した場合は、発信者の保留が解除され、転送者との会話に戻ります。詳しくは、「ウォーム転送を実行」を参照してください。

コールド転送を実行

コールド転送手順は、DTA電話帳機能が設定されているかどうかによって異なります。確認するには、「通信方法」パネル -「電話帳/連絡先」タブを参照してください。

電話帳ユーザー

双方向通話中に、以下の操作を行ってください:

  1. 「電話帳」タブをクリックしてください。
  2. 「電話帳」パネルのタブで、タブの行の下にある検索可能なフィールドと「キーワードを検索」フィールドのコントロール、またはパネルの下部にあるページ移動ボタンを使用して連絡先に移動してから、連絡先の 「コールド転送」ボタンをクリックしてください。

他の参加者が保留になり、保留ミュージックが再生されます。「通信方法」パネル -「電話」タブで、転送が開始されてから、通話が保留になっている時間を知らせるタイマーが表示されます。

電話帳の連絡先上にない相手に転送したい場合は、  「通話を転送」ボタン「通信方法」パネル -「電話」タブにある「通話を転送」ボタンをクリックしてください。転送先の電話番号または内線番号を入力後、「コールド転送」ボタンをクリックすると、発信されます。

連絡先が「ショートカット」サブパネルに表示されている場合は、 ボタンをクリックしてください。(「コールド転送」フィルタオプションは、コールド転送の宛先のみを表示します。)

  1. 転送先がコールに応答するまで待ちます。3人目の参加者が応対すると、発信者と3人目の参加者がただちに接続され、自身の回線が切断されます。

電話帳以外のユーザー

双方向通話中に、以下の操作を行ってください:

  1. 「通信方法」パネル - 「電話」タブ「通話を転送」 「通話を転送」ボタン ボタンをクリックしてください。  

他の参加者が保留になり、保留ミュージックが再生されます。転送オプションがパネルに表示されます。転送が開始されてから、通話が保留になっている時間を知らせるタイマーが表示されます。

事前設定されたコールド転送ボタンも、「ショートカット」サブパネルに表示される場合があります。下記のボタンを使用すると、ワンクリックで転送先にダイヤルできます。

  1. 以下のいずれかを実施してください:

アクション

手順

転送先を自分で選択

(上の図を参照)「コールド転送」ボタンをクリックし、以下の手順3から進んでください。

事前設定されたコールド転送ショートカットの転送先を使用してください(使用可能な場合)

「ショートカット」サブパネルで、コールド転送の宛先ボタンをクリックしてください( で示されています)。「コールド」フィルタオプションは、コールド転送の宛先のみを表示します。

以下のステップ4に進んでください。

  1. 転送先を選択する時は、次のいずれかの操作を行ってください:

「コールド転送」フィールドに転送先の番号を入力し、「転送先へ通話を転送」ボタン ボタンをクリックして電話をかけます。

転送先番号を入力します

または、同じフィールドに言葉(転送先の名前やも苗字など)を入力し、動的検索結果から転送先の名前を選択して電話を掛けます。 

転送先の名前を入力します

または、「お気に入り」リストから転送先を選択してください。転送先が呼び出されます。

転送が失敗した場合は、表示されるオプションを使用し、同じ転送先を再試行するか、別の転送先を選択するか、転送を中止してください。

  1. 転送先がコールに応答するまで待ちます。3人目の参加者が応対すると、発信者と3人目の参加者がただちに接続され、自身の回線が切断されます。

キャンプオン転送を実行

キャンプオン転送手順は、DTA電話帳機能が設定されているかどうかによって多少異なります。電話帳機能の設定有無確認は、「通信方法」パネル -「電話帳/連絡先」タブ上で、実施してください。

双方向通話中に、以下の操作を行ってください:

  1. 「通信方法」パネル -「電話」タブ「転送」 ボタンをクリックしてください。
  2. 電話帳機能が設定されているかに応じて、以下のいずれかを実行してください:

電話帳が設定されている?

手順

はい

転送先の内線番号を入力し、「キャンプオン」ボタンをクリックしてください。

いいえ

「キャンプオン」ボタンをクリックしてください。表示されているフィールドに連絡先の名前を入力し、表示される連絡先の名前をクリックしてください。

別の方法:表示されているフィールドに連絡先の電話番号を入力し、フィールドの右側にある ボタンをクリックしてください。

ウォーム転送を実行

ウォーム転送転送の実行手順は、DTA電話帳機能が設定されているかどうかによって異なります。確認するには、「通信方法」パネル -「電話帳/連絡先」タブを参照してください。

電話帳ユーザー

双方向通話中に、以下の操作を行ってください:

  1. 「電話帳」タブをクリックしてください。
  2. 「電話帳」パネルのタブで、タブの行の下にある検索可能なフィールドと「キーワードを検索」フィールドのコントロール、またはパネルの下部にあるページ移動ボタンを使用し、転送したい相手連絡先に移動してから、連絡先の 「ウォーム転送」ボタンをクリックしてください。

他の参加者が保留になり、保留ミュージックが再生されます。「通信方法」パネル -「電話」タブで、転送が開始されてから、通話が保留になっている時間を知らせるタイマーが表示されます。

電話帳の連絡先上にない相手に転送したい場合は、   「通話を転送」ボタン「通信方法」パネル -「電話」タブにある「通話を転送」ボタンをクリックしてください。サードパーティの電話番号または内線番号を入力後、「ウォーム転送」ボタンをクリックすると、発信されます。

連絡先が「ショートカット」サブパネルに表示されている場合は、 ボタンをクリックしてください。(「ウォーム転送」フィルタオプションは、ウォーム転送の宛先のみを表示します。)

  1. 呼び出し中に、3人目の参加者への呼び出しを中止したい場合は、以下のいずれかを実施してください。

3人目の参加者が応答する前に実行できるアクション

手順

別のサードパーティに発信する

別の3人目の参加者に発信したい場合は、「通信方法」パネル -「電話」タブ「転送を中断」ボタンをクリックしてください。呼び出しが中止され、元の発信者の保留が続きます。

「電話帳」パネルで「ウォーム転送」 ボタンを使用して別のサードパーティに発信できます(手順2に戻ります)。

ウォーム転送をキャンセルする 

ウォーム転送を続行しない場合は、「通信方法」パネル -「電話」タブ「戻す」ボタンをクリックしてください。呼び出しが中止され、元の発信者との会話に戻ります。

  1. 転送先が応答後、お話しください。以下のオプションは、「通信方法」パネル -「電話」タブに表示されます。

  1. (オプション)コンサルテーションコール中に発信者と話す必要がある場合は、「トグル」ボタンをクリックしてください。サードパーティは保留になり、元の発信者との会話は聞こえません。

「トグル」ボタンをもう一度クリックすると、3人目の参加者との会話に戻ります。発信者は保留になり、サードパーティとの会話が聞こえない状態になります。

必要に応じて何度でも2人の相手を替えることができます。

  1. パネルの他のオプションを使用し、以下のいずれかを実施してください:

コンサルテーションを終了する時に実行できるアクション

手順

別の3人目の参加者に発信する

「通信方法」パネル -「電話」タブ「転送を中断」 ボタンをクリックしてください。発信者の保留状態が続きます。「転送」ボタンを使用して別のサードパーティに発信できます(手順2に戻ります)。

双方向通話に戻る

「通信方法」パネル -「電話」タブ「戻す」 ボタンをクリックしてください。コンサルテーションコールが終了し、元の発信者との会話に戻ります。

ウォーム転送をコミットする 

「通信方法」パネル -「電話」タブ「転送」 ボタンをクリックしてください。元の発信者が3人目の参加者に接続され、自身の回線を切断します。 

電話帳以外のユーザー

双方向通話中に、以下の操作を行ってください:

  1. 「通信方法」パネル - 「電話」タブ「通話を転送」 「通話を転送」ボタン ボタンをクリックしてください。  

他の参加者が保留になり、保留ミュージックが再生されます。転送オプションがパネルに表示されます。

事前設定されたウォーム転送ボタンも、「ショートカット」サブパネルに表示される場合があります。下記のボタンを使用すると、ワンクリックで転送先にダイヤルできます。

  1. 以下のいずれかを実施してください:

アクション

手順

転送先を自分で選択

「ウォーム転送 」ボタンをクリックしてください(上の図を参照)。

メモ:ウォーム転送を実行するオプションがなければ、表示される「OK」ボタン(または[Enter]キー)を押してください。ウォーム転送が開始されます。

以下のステップ3に進んでください。

事前設定されているウォーム転送ショートカットを使用してください(使用可能な場合)

「ショートカット」サブパネルで、ウォーム転送の宛先ボタンをクリックしてください( で示されています)。「ウォーム」フィルタオプションは、ウォーム転送の宛先のみを表示します。

以下のステップ4に進んでください。

  1. 転送先を選択する時は、次のいずれかの操作を行ってください:

「ウォーム転送」フィールドに転送先の番号を入力し、「転送先へ通話を転送」ボタン ボタンをクリックして電話をかけます。

転送先番号を入力します

または、同じフィールドに言葉(転送先の名前やも苗字など)を入力し、動的検索結果から名前を選択して電話を掛けます。

転送先の名前を入力します

または、「お気に入り」リストから転送先を選択・発信することもできます。

お気に入りの連絡先に転送します

  1. 呼び出し中に、3人目の参加者への呼び出しを中止したい場合は、以下のいずれかを実施してください。

3人目の参加者が応答する前に実行できるアクション

手順

別のサードパーティに発信する

別の3人目の参加者に発信したい場合は、「転送を中断」ボタンをクリックしてください。呼び出しが中止され、元の発信者の保留が続きます。

「転送」「通話を転送」ボタン ボタンを使用して別のサードパーティに発信できます(手順1に戻ります)。

ウォーム転送をキャンセルする 

ウォーム転送を続行しない場合は、「戻す」ボタンをクリックしてください。呼び出しが中止され、元の発信者との会話に戻ります。

  1. 転送先が応答後、お話しください。以下のオプションが表示されます。

  1. (オプション)コンサルテーションコール中に発信者と話す必要がある場合は、「トグル」ボタンをクリックしてください。サードパーティは保留になり、元の発信者との会話は聞こえません。

「トグル」ボタンをもう一度クリックすると、3人目の参加者との会話に戻ります。発信者は保留になり、サードパーティとの会話が聞こえない状態になります。

必要に応じて何度でも2人の相手を替えることができます。

  1. パネルの他のオプションを使用し、以下のいずれかを実施してください:

コンサルテーションを終了する時に実行できるアクション

手順

別の3人目の参加者に発信する

「転送を中断」ボタンをクリックしてください。発信者の保留状態が続きます。その後、「転送」 「通話を転送」ボタン ボタンを使用し、別の3人目の参加者に発信できます (手順1に戻ります)。

双方向通話に戻る

「戻す」ボタンをクリックしてください。コンサルテーションコールが終了し、元の発信者との会話に戻ります。

ウォーム転送をコミットする 

「転送」ボタンをクリックしてください。元の発信者が3人目の参加者に接続され、自身の回線を切断します。